大賞『侍neety』選評

洗練された軽妙な文章は、既に世に出ている作品に勝るとも劣らないレベルにあります。
また、現代の世相と歴史を巧みに絡めた普遍性のあるストーリーは、読者を飽きさせる事なく、物語の最後まで誘導してくれます。
気軽に楽しく読める小説として、非常に優れた作品であると言えるでしょう。
ドラマCD制作に当たっては、この小説の最大の魅力とも言える満子主観の軽妙な文章を、可能な限り生かしつつ、サウンド・ドラマとして脚色していきたいと考えております。

81プロデュース賞『巡り合う者たち〜戦国時代から、お久しぶりです〜』選評

昨今の歴史ブームを反映してか、この作品も、歴史上の人物が現代に蘇るという設定の下に構成されていますが、主要登場人物を4人に絞り、各々のキャラクター設定を綿密かつ魅力的に作り上げた結果、歴史的な知識を抜きにしても、一つの学園ドラマとして、純粋に楽しめるものに仕上がっています。
高校生活の記憶がまだ鮮明に残っていると思われる、若い年齢の作者だからこそのリアリティを感じました。
ドラマCD化に当たっては、過去と現在の関連性、登場人物たちの存在の必然性を、より明確に説明していく事で、この作品の面白さが増幅されるのではないかと考えております。 |